
Webサイトを作りたいけど、何から始めればいいんだろう?



WordPressってよく聞くけど、私にも使えるのかな?
インターネット上にはブログサービスやホームページ作成ツールがたくさんあって、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。その中でも特に多くの人に選ばれているのが「WordPress(ワードプレス)」です。
WordPressは、プログラミングの知識がなくても、本格的なWebサイトやブログを簡単に作れる優れたツールです。
しかし、一方で「ちょっと難しそう」「本当に無料で使えるの?」といった疑問や不安を感じる方もいるかもしれません。
この記事では、そんなあなたの悩みを解決するため、WordPressのメリットだけでなく、知っておくべきデメリットまで、初心者にも分かりやすく徹底的に解説します。
さらに、無料ブログサービスやホームページ作成サービスとの違い、そしてWordPressを使ったサイトの始め方まで、ロードマップ形式でご紹介します。
この記事を読めば、あなたがWordPressを選ぶべきかどうかが明確になります。
そもそもWordPressとは?
- 1. WordPressは世界中で使われているCMS
- 2. なぜ多くの人に選ばれているのか?
WordPressは、Webサイトやブログを簡単に作成・管理できる無料のソフトウェアです。
特別なプログラミング知識がなくても、直感的な操作でプロフェッショナルなサイトを構築できるため、世界中で多くのユーザーに利用されています。
1. WordPressは世界中で使われているCMS
WordPressは、CMS(コンテンツ管理システム)と呼ばれるツールの一種です。
CMSとは、Webサイトのコンテンツ(文章、画像、動画など)を効率的に管理し、表示するためのシステムのことです。
WordPressはその中でも圧倒的なシェアを誇り、世界中のWebサイトの約43%がWordPressで構築されていると言われています。
個人ブログから企業の公式サイト、ECサイトまで、幅広い用途で活用されています。
2. なぜ多くの人に選ばれているのか?
WordPressがこれほどまでに普及した理由はいくつかあります。
まず、無料で利用できる点が大きいです。また、専門知識がなくても直感的に操作できる使いやすさも、初心者にとって大きなメリットです。
さらに、デザインをカスタマイズできる豊富なテーマや、機能を追加できる多様なプラグインが用意されており、自分の目的に合わせてサイトを自由に拡張できる柔軟性も、多くのユーザーに選ばれる理由となっています。
SEOに強く、検索エンジンからの集客に有利な構造になっている点も、ビジネス利用を考える上でも非常に重要です。
WordPressの7つのメリット
- 1. プログラミング知識がなくても簡単に始められる
- 2. デザインの自由度が高い(テーマが豊富)
- 3. 機能拡張が簡単(プラグインが豊富)
- 4. SEOに強いサイトが作れる
- 5. 広告表示を自由にコントロールできる
- 6. 困ったときに役立つ情報が多い(コミュニティや書籍)
- 7. 将来的な拡張性が高い(ECサイトや会員サイトも構築可能)
1. プログラミング知識がなくても簡単に始められる
WordPress最大の魅力は、プログラミングの専門知識がなくても、自分のWebサイトやブログを簡単に立ち上げられる点です。
HTMLやCSSといったコードを書く必要はほとんどなく、直感的な操作で記事の作成やページの編集ができます。
例えば、Microsoft Wordのような感覚で文章を書いて画像を挿入したり、ボタン一つでデザインを変更したりすることが可能です。
これにより、技術的なハードルを感じることなく、誰もが情報発信を始められます。
2. デザインの自由度が高い(テーマが豊富)
WordPressは、「テーマ」と呼ばれるデザインテンプレートが非常に豊富です。
無料のものから有料のものまで、様々な業種や目的に合わせたデザインが数多く提供されています。
これらのテーマをインストールするだけで、プロが作ったような洗練されたデザインのサイトをすぐに手に入れられます。
さらに、多くのテーマはカスタマイズ性が高く、色やレイアウト、フォントなどを自分の好みに合わせて細かく調整できるため、オリジナリティあふれるサイト作りが可能です。
3. 機能拡張が簡単(プラグインが豊富)
Webサイトに「お問い合わせフォーム」を設置したい、SNSとの連携機能を加えたい、セキュリティを強化したいなど、Webサイトの機能を追加したい時、WordPressなら「プラグイン」を導入するだけで簡単に実現できます。
プラグインとは、WordPressの機能を拡張するための追加プログラムのこと。世界中で開発された数万種類ものプラグインがあります。
SEO対策、セキュリティ強化、サイトの高速化、EC機能の追加など、ありとあらゆるニーズに対応できます。これにより、費用をかけずにWebサイトの可能性を無限に広げられるのが大きなメリットです。
4. SEOに強いサイトが作れる
WordPressは、検索エンジン最適化(SEO)に強い構造をしています。
Googleなどの検索エンジンにWebサイトの情報を正しく伝え、検索結果で上位表示されやすくするための機能が標準で備わっていたり、SEOに特化したプラグインを導入できたりするためです。
例えば、記事のタイトルや見出しの構造を最適化したり、サイトマップを自動生成したりする機能は、検索エンジンがサイトの内容を理解しやすくするために役立ちます。
これにより、より多くの人に自分のWebサイトを見つけてもらいやすくなります。
5. 広告表示を自由にコントロールできる
無料ブログサービスを利用した場合、運営元が指定する広告が強制的に表示されたり、広告の表示位置や種類を自由に選べなかったりすることがよくあります。
しかし、WordPressでサイトを運営すれば、表示する広告の種類や位置、量をすべて自分でコントロールできます。
例えば、Google AdSenseなどの広告を自由に配置して収益化を目指したり、一切広告を表示しないクリーンなサイトを運営したりすることも可能です。これにより、自分の目的に合わせたサイト運営ができます。
6. 困ったときに役立つ情報が多い(コミュニティや書籍)
WordPressは世界中で非常に多くのユーザーが利用しているため、困った時に役立つ情報がインターネット上にあふれています。
公式フォーラムやQ&Aサイト、個人のブログなど、無料でアクセスできる情報源が豊富です。
また、WordPressに関する書籍も多数出版されており、初心者向けの入門書から専門的な内容まで幅広く学べます。もし問題に直面しても、自力で解決策を見つけやすい環境が整っているため、安心して利用を続けられます。
7. 将来的な拡張性が高い(ECサイトや会員サイトも構築可能)
WordPressは、ブログやシンプルな企業サイトだけでなく、将来的にECサイト(オンラインストア)や会員サイト、予約システムを備えたサイトなど、より複雑な機能を持つWebサイトへと発展させることも可能です。
これは、前述の豊富なプラグインの存在が大きいでしょう。例えば、WooCommerceというプラグインを使えば、本格的なECサイトを構築できます。
ビジネスの成長に合わせてWebサイトの機能を柔軟に追加・変更できるため、長期的な視点で見ても非常に汎用性が高いのが特徴です。
WordPressのデメリットと対策
WordPressは多くのメリットがある一方で、いくつか考慮すべきデメリットも存在します。しかし、これらのデメリットの多くは適切な対策を講じることで回避したり、影響を最小限に抑えたりできます。
1. レンタルサーバー代やドメイン代などの費用がかかる
デメリット | WordPress自体は無料のソフトウェアですが、インターネット上に公開するためには、サイトのデータを保管するレンタルサーバーと、サイトのアドレスとなる独自ドメインが必要です。 これらには月額または年額の費用が発生します。無料ブログサービスのように完全に無料で運用することはできません。 |
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対策 | 費用を比較検討する: レンタルサーバー会社やドメイン取得サービスは多数あり、料金プランも様々です。初期費用や月額料金、サポート体制などを比較し、自分の予算とニーズに合ったサービスを選びましょう。 キャンペーンを活用する: 多くのレンタルサーバー会社が、新規契約者向けの割引キャンペーンや無料期間を提供しています。これらを活用することで、初期費用を抑えられます。 必要十分なプランを選ぶ: 初めてのWordPressサイトであれば、高性能なプランは不要な場合がほとんどです。まずは手頃な価格帯のプランから始め、サイトの成長に合わせてアップグレードを検討するのが賢明です。 |
2. セキュリティ対策を自分で行う必要がある
デメリット | WordPressは世界中で広く使われているため、残念ながら悪意のある攻撃の標的になりやすいという側面があります。 WordPress本体やテーマ、プラグインの脆弱性を放置したり、不適切なパスワードを設定したりすると、サイトが改ざんされたり、情報が漏洩したりするリスクがあります。 無料ブログサービスのように、運営会社がセキュリティ対策をすべて行ってくれるわけではありません。 |
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対策 | 常に最新の状態に保つ: WordPress本体、テーマ、プラグインは、セキュリティの脆弱性が発見されるとアップデートが提供されます。常に最新バージョンに更新することで、既知の脆弱性からサイトを守れます。 強固なパスワードを設定する: 管理画面へのログインパスワードは、推測されにくい複雑なものを設定しましょう。 セキュリティプラグインを導入する: 「SiteGuard WP Plugin」や「Wordfence Security」など、WordPress用のセキュリティプラグインを導入することで、不正ログイン対策や不正アクセス検知などのセキュリティ機能を強化できます。 定期的にバックアップを取る: 万が一の事態に備え、サイトのデータを定期的にバックアップしておくことが重要です。レンタルサーバーのバックアップ機能を利用するか、バックアップ用のプラグインを導入しましょう。 |
3. 専門知識が必要になる場面もある
デメリット | 基本的な操作は簡単ですが、デザインを大幅にカスタマイズしたい場合や、複雑な機能を追加したい場合、または予期せぬエラーが発生した場合には、HTML/CSS、PHPといったプログラミング言語の知識やサーバーに関する専門知識が必要になることがあります。 |
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対策 | 学習サイトや書籍を活用する: WordPressに関する情報は豊富にあり、初心者向けの解説サイトや書籍も多数存在します。基本的な知識はこれらのリソースで習得できます。 コミュニティやフォーラムを利用する: 困った時は、WordPressの公式フォーラムや関連するオンラインコミュニティで質問してみましょう。多くのユーザーが解決策を共有しています。 テーマやプラグインでカバーする: 多くのカスタマイズや機能追加は、優れたテーマやプラグインを使うことで、専門知識なしでも実現可能です。まずはプラグインでできることを探してみましょう。 プロに依頼することも検討する: どうしても解決できない問題や、高度なカスタマイズが必要な場合は、Web制作会社やフリーランスの専門家に依頼することも一つの選択肢です。 |
4. 定期的なメンテナンスが必要になる
デメリット | WordPressサイトを安全かつ快適に運用するためには、WordPress本体やテーマ、プラグインのアップデート、データベースの最適化、スパムコメントの削除など、定期的なメンテナンス作業が必要です。 これらを怠ると、サイトの動作が不安定になったり、セキュリティリスクが高まったりする可能性があります。 |
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対策 | 更新通知に注意する: WordPressの管理画面には、アップデートがある場合に通知が表示されます。通知を見落とさず、定期的に管理画面にログインして確認しましょう。 バックアップを取ってから更新する: アップデートの際には、万が一のトラブルに備えて必ずバックアップを取ってから実行しましょう。 メンテナンスプラグインを活用する: サイトの高速化やデータベースの最適化など、一部のメンテナンス作業はプラグインで自動化・簡略化できます。 メンテナンス計画を立てる: 月に一度、週に一度など、定期的にメンテナンスを行う日を決めて習慣化すると良いでしょう。 |
WordPressがおすすめな人・そうでない人
- 1. WordPressがおすすめなのはこんな人
- 2. WordPress以外を検討すべきなのはこんな人
WordPressは非常に柔軟で強力なツールですが、すべてのケースで最適な選択肢というわけではありません。ここでは、WordPressの利用がおすすめな人と、他の選択肢を検討した方が良い人について解説します。
1. WordPressがおすすめなのはこんな人
WordPressは、以下のような目的や状況に当てはまる方に特におすすめです。
ブログで情報発信をしたい初心者 | プログラミング知識がなくても、簡単に記事を書いて公開したいと考えている方。 将来的にブログを大きく育てて、収益化を目指したいと考えている方。 |
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デザインの自由度を重視する方 | 無料ブログサービスのデザインに物足りなさを感じていて、自分だけのオリジナルなデザインにしたい方。 豊富なテーマやカスタマイズ機能を使って、理想のWebサイトを追求したい方。 |
SEO対策に力を入れたい方 | 検索エンジンからのアクセスを増やし、多くの人にサイトを見つけてもらいたい方。 SEOに強い構造のサイトを構築し、ビジネスの集客力を高めたい個人事業主や中小企業の方。 |
将来的な機能拡張を考えている方 | 今はシンプルなブログでも、将来的にECサイトや会員サイト、予約システムなどを追加する可能性がある方。 プラグインを活用して、サイトの機能を柔軟に増やしていきたい方。 |
自分でサイトを管理・運用したい方 | Web制作会社に毎回費用を払うのではなく、自分で更新やメンテナンスを行いたい方。 Webに関するスキルを身につけて、自分の力でサイトを成長させたい方。 |
2. WordPress以外を検討すべきなのはこんな人
一方で、以下のような場合はWordPress以外の選択肢も検討する価値があります。
とにかく費用をかけたくない人 | レンタルサーバー代やドメイン代など、一切費用をかけずにWebサイトを持ちたい方。 この場合、無料ブログサービス(例: はてなブログ、アメーバブログ)や、無料プランのあるホームページ作成サービス(例: Wix、Jimdo)が適しています。ただし、広告表示や機能、デザインの自由度には制限があります。 |
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Webサイトの管理に手間をかけたくない人 | アップデートやセキュリティ対策といった定期的なメンテナンス作業に時間を割きたくない方。 シンプルな名刺代わりのWebサイトで十分な場合や、ブログ記事の更新頻度が極めて低い場合は、手軽に運用できるサービスの方が向いているかもしれません。 |
複雑なカスタマイズは不要で、とにかく早く公開したい人 | デザインや機能にこだわりがなく、テンプレートを選ぶだけで簡単にWebサイトを公開したい方。 数ページ程度の簡単な紹介サイトであれば、ホームページ作成サービスの方が手軽に作成できる場合があります。 |
Webサイトの専門知識が全くなく、学習する時間もない人 | トラブル対応や機能追加などで自分で調べる時間がない方、またはWebサイトの知識を習得する意欲がない方。 この場合は、Web制作会社にすべてお任せする方が安心して運用できるでしょう。 |
WordPressブログ・HPの始め方ロードマップ
- 1. 独自ドメインとレンタルサーバーの準備
- 2. WordPressのインストール
- 3. テーマの選定と設定
- 4. プラグインの導入と設定
- 5. 記事作成・ページ作成の基本
WordPressで自分のブログやホームページを立ち上げるのは、思っているよりもずっと簡単です。
ここでは、初心者の方でも迷わずに進められるよう、WordPressサイト開設までの具体的なロードマップを5つのステップでご紹介します。
1. 独自ドメインとレンタルサーバーの準備
Webサイトをインターネット上に公開するには、「住所」となる独自ドメインと、「土地」となるレンタルサーバーが必要です。
- 独自ドメインの取得: 「https://www.google.com/search?q=your-blog-name.com」のように、世界に一つだけのあなた専用のURLです。ドメイン取得サービス(例:お名前.com、ムームードメインなど)で希望の文字列が空いているか確認し、取得します。年間の費用がかかります。
- レンタルサーバーの契約: WordPressのデータや画像などを保管する場所です。国内では「ConoHa WING」「エックスサーバー」「ロリポップ!」などが有名で、WordPressの簡単インストール機能を提供しているところがほとんどです。月額費用がかかりますが、キャンペーンを利用するとお得に始められることも多いです。
まずはこの2つを準備しましょう。多くのレンタルサーバーは、ドメインとセットでお得になるプランや、ドメインが永年無料になる特典を提供しています。
2. WordPressのインストール
独自ドメインとレンタルサーバーの準備が整ったら、いよいよWordPressをインストールします。
- レンタルサーバーの「簡単インストール機能」を利用: ほとんどのレンタルサーバー会社が、初心者でも数クリックでWordPressをインストールできる機能を提供しています。サーバーの管理画面から、指示に従ってWordPressをインストールしましょう。この時、サイトのタイトルやユーザー名、パスワードなどを設定します。
- データベースの設定(通常は自動): WordPressはデータベースと連携して動作します。通常、簡単インストール機能を使えば、データベースの設定も自動で行われるので、特別な知識は不要です。
インストールが完了すると、あなたのWordPressサイトの管理画面(ダッシュボード)にログインできるようになります。
3. テーマの選定と設定
WordPressをインストールしただけでは、シンプルな見た目のサイトです。次に、サイトのデザインを決める「テーマ」を選び、設定していきます。
- テーマとは?: Webサイト全体のデザインやレイアウトを決めるテンプレートのことです。無料テーマもたくさんありますが、本格的に運用したい場合は、デザイン性や機能性に優れた有料テーマ(例:SWELL、AFFINGER6など)の導入も検討する価値があります。
- テーマの選び方: 自分のブログやサイトの目的に合ったデザインか、カスタマイズの自由度が高いか、レスポンシブデザイン(スマホ対応)か、SEOに強いかなどを考慮して選びましょう。
- テーマのインストールと有効化: WordPressの管理画面から「外観」→「テーマ」へ進み、新しいテーマを追加して有効化します。その後、テーマのカスタマイズ機能を使って、サイトの色やフォント、レイアウトなどを調整します。
4. プラグインの導入と設定
WordPressの機能を拡張するためには「プラグイン」を導入します。これは、スマホのアプリのようなものです。
- プラグインとは?: WordPressの標準機能にはない機能(お問い合わせフォーム、SEO強化、セキュリティ強化、サイト高速化など)を追加できるプログラムです。
- 必要なプラグインの例:
- SEO対策: Yoast SEOやAll in One SEO
- セキュリティ: SiteGuard WP Plugin
- お問い合わせフォーム: Contact Form 7
- 表示速度改善: LiteSpeed Cache(サーバーによる)、EWWW Image Optimizer
- バックアップ: BackWPup
- プラグインの導入方法: WordPressの管理画面から「プラグイン」→「新規追加」へ進み、検索してインストール&有効化します。導入後、それぞれのプラグインの設定を行います。必要最低限のプラグインに絞り、使いすぎに注意しましょう。
5. 記事作成・ページ作成の基本
ここまでくれば、いよいよコンテンツ作りです。
- 記事(投稿)とページ(固定ページ)の違い:
- 投稿エディターの使い方: WordPressには直感的に使える「ブロックエディター(Gutenberg)」が搭載されています。文章を書くブロック、画像を挿入するブロック、見出しブロックなどを組み合わせて、自由にコンテンツを作成できます。
- パーマリンクの設定: 記事のURLを分かりやすく設定することで、SEOにも有利になります。投稿する前に設定を見直しましょう。
- カテゴリーとタグの活用: 記事を分類する「カテゴリー」と、キーワードで関連付けする「タグ」を適切に設定することで、ユーザーが情報を見つけやすくなり、サイトの利便性が向上します。
無料ブログサービス・ホームページ作成サービスとの比較
- 1. 無料ブログサービス(アメブロ、はてなブログなど)との違い
- 2. ホームページ作成サービス(Jimdo、Wixなど)との違い
Webサイトやブログを始めたいと考えた時、WordPress以外にも「無料ブログサービス」や「ホームページ作成サービス」という選択肢があります。
それぞれに特徴があり、メリット・デメリットが異なります。ここでは、WordPressとこれらのサービスとの違いを比較し、あなたが最適なツールを選ぶための情報を提供します。
1. 無料ブログサービス(アメブロ、はてなブログなど)との違い
アメブロ、はてなブログ、FC2ブログなどは、手軽にブログを始められることで人気の無料サービスです。
比較項目 | WordPress | 無料ブログサービス(例:アメブロ、はてなブログ) |
費用 | ドメイン・サーバー代が必要(月数百円~数千円) | 基本無料(有料プランもあり) |
---|---|---|
自由度 | 非常に高い(デザイン、機能、広告などすべて) | 低い(運営会社のルールに縛られる) |
デザイン | 豊富なテーマで自由にカスタマイズ可能 | テンプレートが限られ、細かなカスタマイズは難しい |
機能拡張 | プラグインで無限に拡張可能 | 運営元が提供する機能に限定される |
広告表示 | 完全にコントロール可能(収益化もしやすい) | 運営元の広告が強制表示される場合が多い(非表示にするには有料プラン) |
SEO | 強い(自分で対策できる) | 運営元に依存。個別のSEO対策は難しい場合がある |
所有権 | 完全に自分に帰属(サイトデータは自分のもの) | 運営会社が所有(サービス終了のリスク、アカウント凍結など) |
専門知識 | 初期設定で少し必要、運用でも学習が必要 | ほぼ不要、直感的に始められる |
収益化 | アフィリエイト、Google AdSenseなど自由 | 運営元の規約による制限あり(広告掲載不可など) |
こんな人向き | 本格的にサイト運営したい、将来性を見据えている人 | まずは気軽にブログを始めてみたい、費用をかけたくない人 |
無料ブログサービスは手軽さが最大の魅力ですが、デザインや機能の自由度が低く、運営会社の規約に縛られるという大きな制約があります。
特に、将来的に収益化を目指したい場合や、サイトをビジネスに活用したい場合は、WordPressの方が圧倒的に有利です。
2. ホームページ作成サービス(Jimdo、Wixなど)との違い
JimdoやWix、STUDIOなどは、ドラッグ&ドロップなどの直感的な操作で、比較的簡単にWebサイトを作成できるサービスです。
比較項目 | WordPress | ホームページ作成サービス(例:Jimdo、Wix) |
費用 | ドメイン・サーバー代が必要 | 無料プランあり、高機能利用は有料プラン(月額数百円~数千円) |
---|---|---|
自由度 | 非常に高い(コード編集も可能) | 高い(テンプレート内での編集) |
デザイン | 豊富なテーマ+細かなカスタマイズが可能 | テンプレートとエディタで直感的にデザイン |
機能拡張 | プラグインでほぼ無限に拡張可能 | サービスが提供する機能に限定される、アプリ機能などで拡張 |
広告表示 | 完全にコントロール可能 | 無料プランでは運営元の広告が表示される |
SEO | 強い(詳細な設定が可能) | 基本的なSEO機能は備わるが、細かな調整はWordPressに劣る |
所有権 | 完全に自分に帰属 | サービス提供会社に依存(データのエクスポートが難しい場合も) |
専門知識 | 初期設定で少し必要、運用でも学習が必要 | ほぼ不要、ドラッグ&ドロップで直感的に操作できる |
こんな人向き | 高度なカスタマイズ、大規模サイト、収益化を目指す人 | コーディングなしでデザイン性の高いサイトを素早く作りたい人 |
ホームページ作成サービスは、プログラミング知識なしで直感的にデザイン性の高いサイトを作れる点が魅力です。
しかし、WordPressと比較すると、機能拡張の自由度やSEOにおける柔軟性で劣ることがあります。
特に、大規模なサイトを構築したい場合や、将来的に複雑な機能を追加したい場合は、WordPressの方が適しています。
どうやって副業ブログを始めるの?【初心者向け】4つのステップ
- 1. ブログプラットフォームの選び方
- 2. ブログの開設手順
- 3. ブログ記事の準備をしよう
- 4. 魅力的な記事を書いてみよう
1. ブログプラットフォームの選び方
ブログには有料ブログと無料ブログがありますが、副業ブログには有料ブログがおすすめです。
項目 | 有料ブログ | 無料ブログ |
---|---|---|
費用 | 月額費用(サーバー代、ドメイン代)がかかる場合が多い | 基本的に無料 (有料プランがある場合も) |
独自ドメイン | 取得・利用可能 | サービス提供者のサブドメインを利用 |
カスタマイズ性 | デザイン、機能ともに自由度が高い | テンプレートの範囲内で制限が多い |
広告・収益化 | 自由に広告を掲載でき、収益化の制限が少ない | サービス側の広告が表示される、アフィリエイト制限がある場合も |
SEO (検索エンジン最適化) | 比較的自由度が高く、対策しやすい | サービス側の制約があり、対策しにくい場合がある |
データ管理・バックアップ | 自分で管理・対策が必要 | サービス提供者に依存 |
サービス終了のリスク | 基本的に低い (自分で管理するため) | サービス提供者の都合に左右される |
自由度 | 全般的に自由度が高い | サービス提供者の規約に縛られる |
技術的な知識 | ある程度必要 | 比較的不要 |
ブログの所有権 | 自分にある | サービス提供者にある |
有料ブログと言っても、サーバー代とドメイン費用がかかるのみで、ブログ運営自体にはお金はかかりません。



無料ブログは、広告に関する制限があるので、副業ブログでしっかりと報酬を得たいなら有料ブログ一択です。
2. ブログの開設手順
項目 | 内容 |
---|---|
1. ドメイン取得 | 【インターネット上の住所】 ドメインとは:サイトの住所(例:このブログのURL「side-bz.net」の部分) なぜドメインが必要なのか:どこサイトの住所でありブランドにもなるもののため ドメインの選び方のポイント ブログのテーマに関連する言葉を入れる 覚えやすく、入力しやすいシンプルなものにする 希望するドメインが空いているか確認する方法 ドメイン取得サービス:例:XServerドメイン、ムームードメインなど ドメイン取得:レンタルサーバーと連携したドメイン取得サービスを利用すると手軽 費用について(年間数百円~数千円程度) |
2. サーバー契約 | 【ブログのデータを保管する場所】 サーバーとは:ブログの文章や画像などのデータを保管するための場所 なぜサーバーが必要なのか:ブログをインターネット上で公開するため サーバーの種類と選び方のポイント 共有サーバー(複数で同じサーバーを利用する)を選ぶ 表示速度、安定性、サポート体制、費用などから選ぶ レンタルサーバー会社:例:エックスサーバー、ロリポップ!など 費用について(月額数百円~数千円程度) |
3. WordPress導入 | 【ブログを簡単に作成・管理できるツール】 WordPressとは:無料のブログ作成・管理システム(CMS) なぜWordPressがおすすめなのか:無料で利用できる 豊富なテーマやプラグインでデザインや機能が拡張しやすい 利用者が多いのでネット上に情報が多く、困った時に調べやすい SEOに強い構造になっている WordPressのインストール方法 レンタルサーバーの簡単インストール機能を利用する方法(多くのサーバーで提供されている) 手動でインストールする方法(ある程度知識がある方向け) WordPressの初期設定 パーマリンク設定 テーマの選択とインストール 基本的なプラグインの導入(例:SEO対策、セキュリティ対策など) ユーザー設定 |



独自ドメイン・レンタルサーバー・WordPressについては以下のページでも紹介しているので、よろしければ見てください。






3. ブログ記事の準備をしよう
- 3-1. 読者の悩みを明確にする「ターゲット設定」
- 3-2. 記事ネタを見つける「キーワード選定」の基本
- 3-3.記事の構成とタイトル決め
ブログを開設したら、いよいよ記事作成の準備です。最初の記事の書き方とポイントを紹介しますので参考にしてくださいね。
3-1. 読者の悩みを明確にする「ターゲット設定」
- 自分のブログが「誰に向けて書くのか」を具体的にする
- ターゲットの年齢層、性別、ライフスタイルなどを想定する
- お客様の悩みや質問をヒントにする
まずは、「誰に向けて書くのか」を具体的に考えて、誰か一人のために書いてください。
そのため、年齢や性別・どんな生活をしている人なのかを具体的に想定します。
実際に接したお客様のお悩みや質問などをヒントにすると、よりリアルな内容になり読者の欲しい情報に辿り着きやすくなります。
3-2. 記事ネタを見つける「キーワード選定」の基本
- ラッコのキーワードなどのツールを使って、検索ボリュームや競合を調べる
- Google検索やSNSで読者が何を知りたいかを調べる
- 専門性と読者のニーズを掛け合わせるアイデア
まずは、書けそうなキーワードがあったら「ラッコのキーワード」などのツールを使うと、どういうキーワードで組み合わせると良いのかなどがわかります。
そのキーワードの組み合わせで、検索上位に表示されているサイトや、SNS、YouTubeで検索して読者が知りたがっている情報を調べます。
その知りたがっている情報を、専門の知識で深く掘り下げてあげると納得性が出て読者が満足し、リピータが増えてファン化します。
3-3.記事の構成とタイトル決め
- SEOに強いタイトルをつける
- h2, h3などの見出しを効果的に使う
- 読者が読みやすい記事構成
まずは、記事タイトルは検索上位に表示されることと、読者に選ばれるタイトルになるように、SEOに強くするためにキーワードを含めることや、読者のメリットを示すものとしましょう。
記事にはh2、h3という記事内の見出しタイトルを使用して効果的に記事を分割します。
読者が読みやすい記事構成は「導入、本文、まとめ」という流れになります。
4. 魅力的な記事を書いてみよう
- 4-1. 読者の心に響く文章の書き方
- 4-2. SEOに強い記事作成のポイント
- 4-3. 画像や動画を効果的に活用する
ブログ運営で最も大切な「記事を書く」ことについて、初心者でも実践できるポイントを解説します。
こちらのステップを順に解説することで、読者はブログ開設への具体的な道筋をイメージし、行動に移しやすくなりますよ。
4-1. 読者の心に響く文章の書き方
- 結論から書く・箇条書きを活用する・専門用語は分かりやすく解説する
- 経験談やエピソードを交えることで、共感と説得力を生む
- 読者に語りかけるような言葉遣い、親しみやすさを意識する
心に響く文章を書くにはわかりやすい文章を書きましょう。
わかりやすい文章はPREP法で書きます。PREP法というのは「結論 (Point) 」「理由 (Reason) 」「具体例 (Example) 」「結論 (Point)」の順に文章構成にすることで論理的な説明ができる手法です。
また、箇条書きを活用する・専門用語は分かりやすく解説するなどすると、さらにわかりやすい文章になります。
わかりやす文章を書いた上で、経験談やエピソードを交えるとさらに説得性が生まれ共感を呼ぶことができる上に、経験談などの一次情報はSEOの効果もあります。
こうした文章を、読者に語りかけるような言葉遣いで、親しみやすさも意識して書くことでさらに読みたくなる文章になります。
4-2. SEOに強い記事作成のポイント
- 選定したキーワードを記事タイトル・見出し・本文に適切に配置する
- 読者の滞在時間を延ばすための工夫を行う
- 内部リンクや外部リンクの活用する
SEOに強い記事にすることで、検索上位に表示されやすいブログになります。
SEOに強い記事にするためには、記事タイトル・見出し・本文にキーワードを適度に配置します。全く使わないのは論外ですが使いすぎも問題です。あくまで適度に使用します。
読者の滞在時間が長いこともGoogleに評価されますので、読みやすさを意識した上で情報の網羅性を意識して書きましょう。情報が足りないとブログから離脱され他のサイトで情報を見つける行動が発生してしまいます。
記事の網羅性や確らしさを担保するために、自分のブログ内の別記事へ飛ぶ内部リンクや、信頼できる外部サイトへの外部リンクも活用することがおすすめです。
4-3. 画像や動画を効果的に活用する
- 画像・動画で視覚的に説明する
- 著作権の取り扱いには注意が必要
- 画像のALTテキスト設定でSEO効果を高める
画像・動画で視覚的に説明することで、文章で説明するより情報が伝わりやすいという効果があります。
ただし、人の作った画像や動画には著作権がありますし、お客さんの画像などは許可を得ずに掲載してはいけません。イメージ画像はAC写真などのフリー素材などを利用しましょう。
画像にはALTテキスト(代替テキスト)の設定があります。これは画像が表示されなくても文字が表示されることで、読者に情報を伝えられます。
また、そのほかにgoogleに画像の内容を伝える意味もあります。SEO効果を高める効果もあるためしっかりとALTテキスト(代替テキスト)を設定しておきましょう。
副業ブログを続けるためのコツと注意点5ポイント
- 1. 記事の更新頻度と継続の重要性
- 2. SEO対策でブログへのアクセスを増やす
- 3. SNSを活用した集客方法
- 4. 著作権や肖像権などのルールを守る
- 5. 確定申告など税金に関する知識
副業ブログを立ち上げた後、長期的に継続し成果を出すための重要なポイントを5つの観点から解説します。
1. 記事の更新頻度と継続の重要性


ブログ運営で最も重要なのは「継続」です。完璧を目指すよりも、まずは習慣化することを優先しましょう。
最初からプロ級のクオリティを目指すのではなく、「まずは公開する」ことを意識しましょう。慣れてきたら後から修正・加筆してクオリティを上げることもできます。
2. SEO対策でブログへのアクセスを増やす


せっかく書いた記事も、読まれなければ意味がありません。検索エンジンからのアクセス(オーガニック検索)を増やすための基本的なSEO対策します。
読者がどんなキーワードで検索しているかを事前にリサーチし、具体的なターゲットの検索意図を深掘りします。
検索意図に沿った情報をわかりやすい見出し、箇条書き、図解などで伝え、網羅的に提供し、読者の「知りたい」に徹底的に応えましょう。タイトルや本文には重要なキーワードを含めます。
3. SNSを活用した集客方法


ブログ記事をSNSで拡散することで、より多くの人にリーチし、アクセス数を増やすことができます。
SNSの特性を理解し「Instagram:視覚的な情報」「X (旧Twitter):ブログ記事の更新情報」「YouTube/TikTok:動画コンテンツによる深い情報」など使い分けブログに誘導します。
SNSは読者やフォロワーとの交流がしやすいという特性もあるため、上手く使うとファンを増やすことにも繋がります。
4. 著作権や肖像権などのルールを守る


インターネット上での情報発信において、他者の権利を侵害しないことは非常に重要です。トラブルを未然に防ぐための基本的なルールを理解しておきましょう。
文章、画像、動画、音楽など、他者が作成したコンテンツを無断でコピー&ペーストしたり、ブログに掲載したりしないように注意しましょう。
引用する場合は、引用ルール(出典の明記、引用符の使用など)を遵守することが必須です。
ブログに使用する画像は、著作権フリーの素材サイトからダウンロードするか、自分で撮影した写真を使うようにしましょう。
企業から商品やサービスの提供を受けて記事を書く場合(PR案件など)、それが広告であることを明確に表示する義務があります。
5. 確定申告など税金に関する知識


副業としてブログで収益を得る場合、税金に関する知識は必須です。知らないと後で大きな問題になる可能性があるため、基本的な内容を把握しておきましょう。
会社員の場合、副業による年間所得(売上から経費を引いた金額)が20万円を超えた場合、原則として確定申告が必要になります。
ブログ運営にかかった費用は経費として計上できます。領収書やレシートをきちんと保管し、記録を残しておくことが重要です。
例として、サーバー代、ドメイン代、WordPressテーマ代、パソコンやカメラなどの購入費、美容用品(記事で紹介するため購入したもの)、セミナー参加費、書籍代などが挙げられます。
副業が会社にバレる主な原因は、住民税の金額です。副業所得が増えると住民税が増え、会社が支払う住民税の額から副業の有無を推測される可能性があります。
対策として、確定申告の際に住民税の徴収方法を「自分で納付(普通徴収)」に設定することで、会社に通知が行くのを防げる場合があります。
最後に確認:収益化できる有料サイトの作り方
最後に有料ブログの作り方をまとめておきますので、有料ブログを始める方は参考になさってください。
1. レンタルサーバーを借りる
最初にレンタルサーバーを借ります。私のおすすめはエックスサーバーです。
費用的には特別安いと言うわけではないのですが、とにかく「問題がない」というのがいちばんの理由です。
副業ブログを始めた頃、安いレンタルサーバーを借りたら、よくサーバーのトラブルが発生していました。その分サポートが手厚くはあったのですが、システム的に信頼できないのは怖いのでエックスサーバーに変えました。
そうしたら、全く何も問題もなく長く利用できているので、おすすめができます。
2. 独自ドメインを取得し、レンタルサーバーに設定する
エックスサーバードメイン | ムームードメイン | さくらのドメイン |
---|---|---|
![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
【連携レンタルサーバー】 エックスサーバー | 【連携レンタルサーバー】 ロリポップ | 【連携レンタルサーバー】 さくらのインターネット |
【.comの取得費用】 0円〜 | 【.comの取得費用】 750円〜 | 【.comの取得費用】 2,790円〜 |
【.comの更新費用】 1,298円〜 | 【.comの更新費用】 1,728円 | 【.comの更新費用】 2,790円 |
【取得可能なドメインの種類】 60種類以上 | 【取得可能なドメインの種類】 400種類以上 | 【取得可能なドメインの種類】 15種類以上 |
【サーバー取得サービスの有無】 あり | 【サーバー取得サービスの有無】 あり | 【サーバー取得サービスの有無】 あり |
【カスタマーサポート】 メール・電話・チャット | 【カスタマーサポート】 メール・チャット | 【カスタマーサポート】 メール・電話・チャット |
独自ドメインは、レンタルサーバーと連携しているドメインが使用しやすいです。
そのため、私は「エックスサーバードメイン」を利用していますが、エックスサーバーを利用しはじめた当初は元のレンタルサーバーと提携したレジストラを使っていましたが、正直使いづらかったです。
使用するレンタルサーバーと連携したレジストラを使用することをおすすめします。
3. レンタルサーバーにWord Pressをインストールする
多くのレンタルサーバーには、Word Pressの簡単インストールが付いていることが多いため、Word Pressの簡単インストールの使えるサーバーを利用するとインストールがしやすいです。
エックスサーバーでのインストールの仕方はこちらで紹介していますので、よろしければご確認ください。


4. Word Pressにテーマを入れて記事を書く
ワードプレスには「無料テーマ」と「有料テーマ」があります。
ご想像の通り、有料テーマの方がデザインや使い勝手・サポートなども良いです。
特に、SWELL(スウェル)は、デザインの美しさで人気があります。テーマを入れるだけでプロが作ったようなデザインが出来上がるのには感動です。
記事を書く際に、アフィリエイトをされる場合には、最初に「A8.net」に登録されるのがおすすめです。
ASPには、サイトの登録が必要です。サイトの登録の際にはASP側からの審査があるのですが、A8.netではそれほどしっかり作られていないサイトでも審査が通りやすいです。
5. 書いた記事は、GoogleサーチコンソールやGoogleサーチコンソールでアクセス解析し記事の改善に繋げる
書いた記事は、アクセス解析をし改善点を見つけて、記事を更新していきましょう。
Googleが提供している「Googleサーチコンソール」や「GA4」は、無料で提供されているにもかかわらず、多くのことが分析できます。
「Googleサーチコンソール」や「GA4」については以下のページでも紹介していますので、ご確認ください。




6. 年間報酬が20万円を超えたら確定申告が必要
年間報酬が20万円を超えたら確定申告が必要です。
会社いバレたくない場合には、住民税の納税額を給与から天引きして企業が収める方法ではなく、個人で収める「普通納付を選んでください。
確定申告をするには会計ソフトを使用するのがおすすめです。会計ソフトのおすすめはこちらになります。
やよいの青色申告オンライン | freee会計 | マネーフォワード クラウド確定申告 |
---|---|---|
![]() ![]() | ![]() ![]() | ![]() ![]() |
【費用】 年額9,680円~ | 【費用】 月額1,078円 | 【費用】 月額980円~ |
【機能】 ・確定申告書の作成 ・仕訳、記帳の自動化 ・経営状況レポート ・スマホアプリ | 【機能】 ・確定申告書の作成 ・見積書、請求書、納品書の作成 ・レシート写真読み取り機能 ・入金支払管理 ・取引先登録 ・受注、発注管理 ・レポート作成 | 【機能】 ・取引明細データ自動取得 ・仕訳の自動入力 ・確定申告書の作成 ・会計レポートの作成 |
【サポート】 ・経理初心者でも簡単に扱える画面 ・e-Taxで簡単確定申告 | 【サポート】 アプリを利用したレシートの写真読み取り機能 | 【サポート】 マイナンバーカードを読み取りで定申告をスマホ1台で完結 |
WordPressでよくある質問
WordPressに関して、特に初心者の方からよく寄せられる質問にお答えします。これらの疑問を解消し、WordPressへの理解を深めましょう
WordPressは無料で使えるの?
WordPressのソフトウェア自体は無料です。
WordPressはオープンソースのソフトウェアであり、誰でも無料でダウンロードして利用できます。しかし、Webサイトをインターネット上に公開するには、WordPressを動かすための「レンタルサーバー」と、Webサイトのアドレスとなる「独自ドメイン」が必要です。これらにはそれぞれ費用が発生します。
- レンタルサーバー代: 月額数百円〜数千円程度。Webサイトのデータを保管する「土地」のようなものです。
- 独自ドメイン代: 年間数百円〜数千円程度。「https://www.google.com/search?q=%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88%E5%90%8D.com」のような、Webサイトの「住所」です。
したがって、「WordPressでWebサイトを運営するためには、上記のような最低限の運用コストがかかる」というのが正確な答えになります。無料ブログサービスのように完全に無料で利用できるわけではない、という点を理解しておくことが重要です。
WordPressで収益化はできる?
はい、WordPressは非常に収益化しやすいプラットフォームです。
無料ブログサービスでは収益化に制限がある場合がありますが、WordPressは自由度が高いため、様々な方法で収益化を目指せます。主な収益化の方法は以下の通りです。
- アフィリエイト広告: 自分のサイトで商品やサービスを紹介し、訪問者が購入・契約すると報酬が得られる仕組みです。
- Google AdSenseなどのクリック型広告: Google AdSenseに代表される、サイトに表示された広告がクリックされると報酬が発生する仕組みです。
- 自分の商品・サービスの販売: 自身のハンドメイド作品、デジタルコンテンツ(eBook、テンプレートなど)、コンサルティングサービスなどを直接販売できます。プラグイン(例: WooCommerce)を使えば、本格的なECサイトも構築可能です。
- スポンサー記事・純広告: 企業からの依頼を受けて、商品やサービスを紹介する記事を掲載したり、特定のバナー広告を掲載したりして報酬を得ます。
- 有料コンテンツの提供: 会員限定の記事や動画、オンラインサロンなど、特定のコンテンツを有料で提供する方法です。
WordPressはSEOに強く、アクセスを集めやすい特性も持つため、これらの収益化方法と非常に相性が良いと言えます。
WordPressはスマホでも編集できる?
はい、WordPressの管理画面はスマートフォンやタブレットからもアクセスして編集可能です。
WordPressの管理画面はレスポンシブデザインに対応しているため、パソコンだけでなく、スマートフォンのブラウザからでも問題なくアクセスし、記事の作成・編集、画像アップロード、コメント返信、設定変更などの基本的な操作を行うことができます。
また、WordPressには公式のモバイルアプリも提供されています。このアプリを利用すれば、より快適にスマホからブログ記事の作成や編集、サイトの管理が行えます。移動中や外出先でも手軽に更新できるため、ブログ運営の効率を大きく高めることができます。ただし、凝ったデザインの変更や複雑なプラグインの設定などは、やはりパソコンの大きな画面で行う方が効率的です。
まとめ
WordPressは、Webサイトやブログを始めたいと考えるすべての人にとって、非常に強力で魅力的なツールです。
プログラミングの知識がなくても直感的に操作でき、デザインの自由度が高く、豊富なプラグインで機能を無限に拡張できる点が最大のメリットです。
また、SEOに強く、将来的に収益化を目指したり、ビジネスを拡大したりする上でも非常に有利な基盤となります。
WordPressのメリット・デメリットを理解して賢く選択しよう
WordPressには、以下のような7つの大きなメリットがあります。
- プログラミング知識なしで簡単に始められる
- デザインの自由度が高く、オリジナルサイトが作れる
- プラグインで機能拡張が容易
- SEOに強く、集客しやすい
- 広告表示を自由にコントロールできる
- 困ったときに情報が豊富で解決しやすい
- 将来的な拡張性が高い(ECサイト化なども可能)
一方で、レンタルサーバー代やドメイン代といった費用がかかる点や、セキュリティ対策や定期的なメンテナンスを自分で行う必要があるといったデメリットも存在します。
しかし、これらは適切な対策を講じることで十分に管理可能です。
無料ブログサービスやホームページ作成サービスと比べると、WordPressは費用と管理の手間がかかる分、圧倒的な自由度と拡張性を誇ります。
本格的にWebサイトを運用したい方、長期的な視点でビジネスの基盤を築きたい方には、WordPressが最適な選択肢です。